WaterPearl ウォーターパール(水玉噴水)

ウォーターパール(水玉噴水)

水玉が空中で「止まる」 そして「上昇する」 水演出、ウォーターパール

自然の素材である「水」、それが空中で浮かぶように停止したり上昇したり…
自然落下する水が重力に反したような独特な動きを現す神秘的な水演出
ウォーターパール噴水は空間に「感動」「喜び」「楽しさ」を演出する特別な空間の為の特別な水の表現です。

ウォーターパールの仕組み

ウォーターパールの仕組み

独特な動きを演出するウォーターパール噴水、その神秘的な動きを作り出すのには以下2つの要素が必要となります。

A 水玉発生装置
水滴を天井から(単位時間当たりに)決まった回数で落下させる装置
B ストロボライト
発光周波数(単位時間当たりの光の点滅回数)をコントロールできる照明

ウォーターパールの仕組み 例えば暗闇の中でAの水玉発生装置から1秒毎に天井から水滴を落としているとします。暗闇なので水滴は当然見えませんが、同時にBのストロボライトをAと同じタイミングで発光させるとどうなるでしょう。水滴が天井から床に落下する間のある時点でストロボライトが光った瞬間だけ水滴が照らされて見えます。続いて1秒後に同様に水滴と同じタイミングでストロボライトを照らすと同じ位置で水滴は照らされることになります。これを繰り返すと同じ位置で水滴が止まって見える状態になります。(右写真参照)

水玉の見え方:参考イメージ図はコチラ

次にAの装置からは前回同様(暗闇状態で)1秒毎に天井から水滴を落とし、Bのストロボライトを0.8秒毎に発光させるとどうなるでしょう? 天井から落ちる水滴は少し早いタイミングで(天井に近い高さで)ライトに照らされて見えます。これを繰り返すと水滴はどんどん天井に近い状態でライトに照らされて見えるようになります。これがウォーターパール噴水で水が上昇して見える仕組みです。

設備概要・バリエーション

ウォーターパール噴水では一度水受け(水槽等)に貯めた水をポンプを使って揚水し、その水を水玉発生装置を経由させ、ノズルから噴出します。そこに専用照明(ウォーターパールストロボライト)を当てて独自の水玉の動きを演出します。水の噴出方法は大きく分けて以下の2種類となります。

放物線落下タイプ水盤

放物線落下タイプ

放物線を描くようにノズルから出た水が落下していきます。壁から水が出るようなレイアウトに適した定番の形。ノズルを円弧に並べ、内側に向け収束するように水を出す形状も可能。

直線落下タイプ

直線落下タイプ

直線的にノズルから水が落ちていく形のウォーターパール。天井から水を落としたい場合に適しています。直線だけでなくノズルを円に並べて輪のような形のまま落下させることも可能。

当設備は水玉の動きを演出する為にストロボ照明を使用します。その為、設置環境的に暗ければ暗い程その演出効果が高まります。逆に外光が強い等周囲が明るい設置環境の場合は庇や仕切り等をつけて周囲を暗くしたり、ストロボライトの位置や取り付け方法を変更することで演出が可能となります。

また、ウォーターパール噴水設備は水槽に貯まった水を循環するので、その水が汚れてしまうとノズル詰まりや演出不具合の原因となります。当社では循環水がなるべく良好な状態を維持できるように設置条件や予算に合わせて濾過設備や殺菌装置を含めた、導入後に少しでも維持管理しやすい設備になるようなプランを提案します。

納期は通常40日ですがプランによって大きく変わる場合があります。気軽にお問い合わせください。

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